散歩の途中で見かける老犬が亡くなった。 犬小屋に張り紙があり昨日の朝に亡くなったことを知った。 励ましのお声をかけてくださった方への感謝の言葉と安らかな最期だったと書かれた紙のすぐ下に花束が添えられていた。 エルメスが具合がひどく悪くなった時に、飼い主さんと話をしたことがある。 私が,「何歳ですか?」と尋ねると「17歳です。」と羨ましいこたえが返ってきた。 「病気ですか?」エルメスを抱いて歩いていたのでそう思ったのだろう。 「今から病院に行くところです。13歳なんですけどね、腎臓が悪いので」 「まだ若いのにかわいそうね」 そう、17歳に比べたら若いのにね。
あれから2か月、その老犬は旅立って行った。
3月に他の家の犬が亡くなった時に、うちのマオはいつものように 吠えられる前に吠えなくちゃとワンワンとやってから 返事がないのにびっくりして(私は犬小屋に水と花が添えられていたので亡くなったことに気づいた) 肩透かしを食ったように、奇妙な顔をしていた。 そんなことが2,3日続くともう誰もいないことがわかり、チェックしなくなっていたから こちらの家のチェックもすぐにしなくなるのだろう。 犬たちにはその場所にいるはずの犬がいないことはわかっても死んだことは分からないから うちの犬たちの誰かが死んでしまっても、いつもと同じように日々を過ごしてゆく。それは幸せなことだ。 2頭で飼われていたらきっと悲しくてショックで落ち込むだろうけど。
犬小屋に添えられた言葉と花束が、秋の暮れゆく夕日の中では余計に悲しく感じられた。 、 うちのエルメスはもう2週間自分からはほとんど何も食べなくなっている。毎日、流動食を作りカテーテルシリンジで喉に入れているのでぐったりはしていないが、洋服はぶかぶかになりLサイズの紙おむつはSサイズになり哀れなほど痩せてしまった。それでも、生きているだけで素晴らしい。ほんとにエルメスは偉い。 ドルも心不全で倒れてから自分から食べることが少なくなった。 大好きだったアイスクリーム、プリン、ケーキ、お肉、チーズなど、病気になり最後に好きなものをたくさん食べてと思ってあげたもの みんな嫌いになってしまったのかな。食欲が全くないわけでもなく、私が食事をしていると近くにきてじっと見つめるけれど、ほとんどたべようとはしない。 昨日はお刺身のつまだけを食べた。 おかげでうちの冷蔵庫には、プリン、アイスクリーム、ヨーグルト、スライスチーズ、カッテージチーズ、ささみ、牛肉、豚肉、缶詰3種、ジャーキー類3種類、半生タイプのドッグフード3種類等々が入ったままだ。1,2回食べた物や全く食べなかった物が山ほど入ったまま。毎日、今日は気が向くかも知れないので一応手のひらや指につけて口元に持っていくのだけど。。。
エルメスと同じ食事を同じようにして食べさせているので元気はあり、階段も軽快に上がるし散歩にも行っている。本当はじっとして体力を消耗しないで一日でも長生きしてもらいたいのだが、本人のプライドと意思を尊重してやらなければならないほど全くボケていないのだ。 私のそばを絶対に離れたくないと、どこにでも(お風呂やトイレにも)ついてきてしまう。 今も私の横で寝ている。気持ちよさそうに寝ている。
17歳まで生きていられるなんてうらやましいけど、飼い主にとっては何歳であろうと悲しみに変わりはないだろう。 でも、やっぱり17歳はうらやましい。 テーマ:ペットの健康・病気・怪我 - ジャンル:ペット
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